一億円を手に入れて/メールを開いたら恐怖が待っていた

2/4
前へ
/41ページ
次へ
「…お金が入ってる…本物?」 私たちも恐る恐る颯馬のスーツケースを見るとお金が入っていた。諭吉さん。 「…数えて」 「わかった。束が…25こ。一束…100枚。しめて2500万円」 「かなりってどころじゃないくらい大金ね」 「私のもかなぁ?開けてみるねぇ?」 そういうと友香もリュックを開けた。 すると同じように2500万円、入っていた。 「すごぉい!お金だぁーっ」 友香は能天気なところもあるんだった…。単純に喜びだした。 その後、私と夏もそれぞれ手持ちの荷物をあけるとそれぞれ2500万円、4人合わせて1億円持っていることがわかった。 「…大金ね」 「おもぉい」 「重いな」 「…」 夏も頷いて返す。 「こんな大金、どうしろって言うのかしら?」 「つーかそもそも、こんな異世界みたいな所でも通貨は円なのかよ」 「使えるのかなぁ?」 「さあ?使えないんじゃない?」 のんびりみんなと話をしていると4人一斉にメールが届いた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加