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それから私は川嶋先輩の後を後ろからついていく。
泰人『まひるチャン、隣においでよ!それとも緊張してる?もしかしてまひるチャンは男の人とデートとか初めてか?』と私の行動をみて即そう思われる。
「そんなことないですよ。ただ単に慣れてないだけです。放っといてくれません?」と私は距離をとりながら言いました。
泰人『(笑)ハハ。だから、その行動が何よりの証拠でしょ☆大丈夫。怖がる事なんかないから。俺が優しく教えてやってもいいんだぜ』と普通に言われる。
「別に。教えてもらう事なんかないですから。」とひねくれた様に言うとほぼ同時に川嶋先輩に腕を掴まれて強引に私の手を握ってきた。
「ちょっとぉー川嶋先輩!離してください。」と握られた手を離そうとしたのですがガッツリと掴まれて離してくれない。
私はみるみるうちに顔が赤くなって固まってしまう。
泰人『俺と付き合ってくれたこんなサービスもしてあげるから覚悟してね』とまるで私の返事が分かっているような態度を取る川嶋先輩。
私は益々、断るような状況ではなくなっていた。
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