17人が本棚に入れています
本棚に追加
そして直ぐに放課後は訪れて…李里はいつも通り、噂の彼と帰っていく。
私も帰り支度をしながら忘れずに川嶋サンにメールを送る。
そして教室を出ようとしたら私はクラスメートに声をかけられた。
私は直ぐに後ろを振り向くと、その人は昔から近所に住んでいる幼馴染みの駿(しゅん)君が久々に私に声をかけてきた。
駿『まひる!今帰るの?どう久々に一緒に帰らない?』と気軽に話しかける。
「ごめんなさい。今は二人で帰ると彼に怒られるから。又今度」と私は駿君の誘いを断る。
駿『あぁ…まひるには彼がいるんだっけ。でも李里からさらっと聞いたけど、その彼ができてからまひるも自由にできないんだろ?奴に縛られているみたいじゃん。大丈夫かよ』と駿君は心配してくれる。
確かに駿君は昔から変わらず私に優しい。でも私にとって駿君はただの幼馴染みで…なんの感情もないけど…たまに駿君の優しさに甘えたくなる。だけどそんな勝手な事…川嶋サンは許してくれる訳がない。
私はその駿君の優しさを押し退け、教室を出たのだ。
最初のコメントを投稿しよう!