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次にオレがほしいのは、栄誉だった。
何を隠そう、オレは作家なのだが……
なかなか賞が取れなかった。
やはり狙っているのは、芥川賞だ。
その選考会が、後日ある。
その前に、エブリスタに出しいる
作品の方も、賞を頂こう。
オレは事務局の前に立つと、
念を送った。
後日――
近くのカフェに入って、スマホで確認した。
見事にオレの小説が、グランプリを
獲得していた。
この超能力を使っていけば、
何でも応用がきくのだ。
オレは、笑いが止まらなかった。
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