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二人、いつまでも手を振っている。
?白樺高原・バンガロー
麻衣、茶目子、野々子、西脇、健司、岩井木、清水
茶目子「ところでまいぴう、さっきの子…誰?」
野々子「あの、タケちゃん以上に小さかった男の子、」
西脇「なんか挙動不審で、」
岩井木「よわっぽくて」
清水「女みたいな男の子…」
麻衣「あぁ。みんなみとったんね。何か、諏訪中の子みたい。迷子になったんだって。」
健司「ほ、世話の妬ける小僧もいるもんだぜ。」
健司、鼻をふんっとならす。麻衣、健司をこずく。
麻衣「あんたもね。」
西脇「それもそうだ。」
メンバー、笑う。健司、剥れて拗ねる。麻衣、笑いながらも健司を宥める。
麻衣「ほーやってすぐに、拗ねない、怒らない。」
健司「ほいだってさ、ほいだって…(河豚提灯)」
麻衣「ふふっ、河豚提灯…可愛いの。」
健司「うっせー、黙れ麻衣っ!!」
岩井木「まぁまぁ…」
てメンバー。夜は更けていく。
翌日、山を下る一同。
?白樺高原
麻衣、健司、磨子。
麻衣、磨子「え、燃えドランのイベント?」
健司「あぁ。どうだ?」
麻衣「私行きたぁーい!!」
磨子「私も。てか、珍しいわね。あんたがそんなの誘うだなんて。」
健司「いいだろ、別に。」
麻衣「ほーと決まりゃみんなで行きまい。嬉しい、健司、ありがとう。とても楽しみ!!」
健司、照れ笑いをする。
?小口家
千里、駄々をこねている。
千里「ね、ママお願い。行かせてよ!!ね、ね。」
珠子「お友達と?」
千里「僕一人。」
珠子「行けませんっ!!もし一人で行ってて何かあったらどうするの!?」
千里「いいじゃない。僕だってもう中学生なんだ。それに、すぐ近くなんだよ!!それくらい行かせてくれよ!!」
珠子「パパがいいっていったらね。」
千里「どうしてさ!?」
珠子「お友達と一緒でないのから、パパとママと一緒でないと行けません!!」
千里、頬を膨らめる。
夕食の席。小口、珠子、千里。
小口「え、燃えドランのイベントに?」
珠子「そうなのよ。せんちゃんがどうしてもって駄々をこねるのよ。」
小口「いいじゃないか、行かせてあげよう。」
千里「本当に!?やったぁ、パパありがとう!!」
千里、小口に抱き付く。
小口「おいおい…やめなさい千里。」
珠子もクスクスと嬉しそう。
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