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(時間が経過)
麻衣と健司はややぐったり。千里はトイレも限界に近いといった感じ。
千里「アサちゃん、今何時?」
磨子「今は…24時ね。あるからもう3時間も経ってる…。トイレは?まだ大丈夫?」
千里「大丈夫じゃないよ、」
磨子「どうしてエレベーターに乗る前に済まさないのよ。」
千里「違うの…僕さ、緊張やプレッシャーに弱いの。特にこう言った状況になると猛烈にトイレしたくなっちゃうんだ…パパぁ…」
エレベーターの外。大火災が起きており、もはや人一人いない。人々はマンションの外。 身を按じた麻衣、健司、磨子の両親がやって来る。
紅葉「私の娘が、娘がいないのです!!きっとまだあの中ですわ!!」
田中悦「私の娘もいませんの。きっと柳平さんの娘さんと一緒にいますわ!!」
岩波幸恵()「私の息子もです。どうか探してください、私は医者です!!お役にたてることあらば…」
柳平「私は警察です。事件性がないか調べましょう。」
小口「私は消防士ですから、仲間と共にお子さんの救出に入ってみます。」
柳平「小口さん、大丈夫ですか?」
小口「お任せください。大切なお子さんは、必ず救い出します。」
紅葉「宜しくお願い致します…」
小口「では…」
しばらくして。小口、消防服を着てマンションの中にはいる。
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