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「侑李、、侑李!腕離して?」
「あっごめんっ」
体育館裏まで来たら侑李は走るのを止めた。
「あの、さ…」
侑李は今まで見たことないくらい真剣な目で俺を見た。
「僕…好きなんだ…」
「は…?」
「涼介のこと…」
え…?
嘘だろ…?
侑李が…?
俺を…?
何で…?
すっごい嬉しかった。
侑李が好きって言ってくれたことが。
「涼介が裕翔くんのことを好きなのは知ってるから、ちゃんと考えて答えてほしい」
「侑李…」
「僕は涼介のこと大好きだよ!」
侑李が俺に抱きついた
その時だった…──
「涼ちゃん…!!」
え…
ゆ、うと…?
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