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「ん…っ//ぷは…っ/」
「裕翔かーわいっ」
「もおー涼ちゃんのばーかっ//」
「照れちゃってぇ」
「え、ちょっどおした?」
裕翔の体が俺の方に倒れてきた。
「りょ…っちゃ…っ」
「裕翔っ熱あるじゃん…!」
「ごめん…っごめん…ねっ」
「謝んなくていい。裕翔何も悪くない」
「歩けるか…?」
そう聞くと裕翔は首を横に振った。
だよな、こんなに熱かったら座ってることでさえキツかっただろう。
何で気づかなかったんだ。俺。
「俺の背中乗って」
「え、でも…」
「いいから」
裕翔をおんぶすると
熱が伝わってくる。
「涼ちゃんの家…っ」
「え、?」
「いきたい...」
裕翔も俺も1人暮らしだから家には誰もいない。
「わかった、俺んち行こうな」
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