~02~

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「ん…っ//ぷは…っ/」 「裕翔かーわいっ」 「もおー涼ちゃんのばーかっ//」 「照れちゃってぇ」 「え、ちょっどおした?」 裕翔の体が俺の方に倒れてきた。 「りょ…っちゃ…っ」 「裕翔っ熱あるじゃん…!」 「ごめん…っごめん…ねっ」 「謝んなくていい。裕翔何も悪くない」 「歩けるか…?」 そう聞くと裕翔は首を横に振った。 だよな、こんなに熱かったら座ってることでさえキツかっただろう。 何で気づかなかったんだ。俺。 「俺の背中乗って」 「え、でも…」 「いいから」 裕翔をおんぶすると 熱が伝わってくる。 「涼ちゃんの家…っ」 「え、?」 「いきたい...」 裕翔も俺も1人暮らしだから家には誰もいない。 「わかった、俺んち行こうな」
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