第1章
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「あ、たなかくん。やっと来た」 「ああ、島崎…… 何、こんな寒い中、 ずっとこーやって待ってたわけ?」 「……そうだよ?」 「ご苦労なこった…… 萌え袖に髪モフでさあ…… おまえって、 ほんとあざといよね」 「だって、こーゆーのがすきなんでしょ?」 「え」 「はやく、引っかかってよ。ばか」
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