彼の病気

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ペットボトルを持って彼は玄関の前に座っているなかなか部屋に入ってこようとはしない。ここまで来るのに彼は道に迷った会えないんじゃないかと思った。 奈良に住んでる彼は大阪の長居なんてところに来る機会はあまりない。 だから私の家に来るのも道に迷っていた。目印の場所に待ち合わせてなんとか 会えた。部屋に入ればいいのに彼はたばこを吸っている。 「部屋で吸ったらいいよ」そう言って私は部屋に招き入れた。彼は何か言いたげだったが部屋に入ってきた器用にペットボトルにたばこの吸い殻を中に入れた。 「始める?」と彼が聞いた「風呂入る?」その前に何か話したかもしれない。が忘れてしまった。私が何も言わないで首を振ると笑いながら「しようか?」と言ってきた。その言葉にちっともいやな気分にはならなかった。スカートをまくり上げて彼は私の中に入ってきた。私は服を急いで脱いだ気がする。濡れてはいなかったが彼は無理矢理はいってきた。なのですごく痛かった。「痛い」しばらく我慢したが私は言った「痛いん?」彼は聞いてきた「痛いんやったら痛いって言っていいねんで」と彼は言った。終わった後彼は欲求不満だったと思う。私も欲求不満だった。振られたばかりで彼と会った。Hしたい欲求はなかった。それでもHしたらいいかと思ったがそうではなかった。でも彼はそのまま帰ってくれた。 次の日別の男と会う約束をしていた。けれど彼は電話をかけるといってきた 私は慌てて友達と神戸に行くと嘘をついた。結局私はドタキャンされたので彼と電話できるようになった。風邪で友達がいけなくなったから神戸にもいかなかったと言ったら彼は信用した。何か話したと思う他愛もない話残念やったね位は言われたんかもしれない。「でどうするのわたしら」と私は話を持ち掛けた。「セフレになりたいの?」ときいた。「セフレなんかいらんよ」と彼は答えた。「じゃあ付き合うの?」と私は聞いた。「んーどうしよう付き合おうか?」と彼は答えた。それで私たちは付き合った。どんなにつらいことになるかも知らないで私はのんきだった。
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