その恋愛の果てには

彼の病気

彼は病気を持っていた精神の病気だった。何の薬を飲まなくても眠れるようになりたい。俺は麻薬をうったのと一緒だといった。彼の親の悪口が聞こえる。
そのことを付き合うんだったら言っておきたかったからと言っていた。彼はまじめな人だと思った。
私もうつ病だった。もう２０年くらいうつ病だった。薬を飲まないと眠れない私も同じだと彼に言った。彼は何と思ったんだろうか？
彼のことその時はうじうじしたうっとおしい人にしか思わなかった。
親の悪口を言われてどこの家もそうなんちゃうとだけ言っておいた。めんどくさかった。
彼はその時携帯の中身を製造する仕事をしていた。そこで昔看護師をやってた人に変だと言われたらしい。いやいや病院に行ったらしかった。
行くんじゃなかったと何度も言っていた。あんなとこにいったらもう終わりやでと言っていた。
その前付き合っていた女に睡眠薬は貰って飲んでたんやけどなって言っていた。
彼は後悔してることばかり言っていた。性欲がまず無くなったと言っていた。
昔は性欲もあったしそれですっきりできていたのにそれがなくなったと言っていた。ずっと後悔している。私はうんざりと聞いていたそんなこと言われてもわからない。薬を飲むのをやめたと言っていた。風邪と一緒やろ？途中でやめても構わないやろ？ましになったんやったらやめたらいいねんと言っていた。おかんもそう言ってたしと言っていた。そのことが彼を苦しめるとも知らずに彼は薬を飲むのをやめてしまった睡眠薬も飲まなくて大丈夫になったといった。牛乳を飲んだら寝れると言った。赤ちゃんかよって言ったら、そうだよ僕赤ちゃん優しくしてねと言っていた。彼は中身も赤ちゃんと一緒だった。自己中で自分の幸せしか考えてない人付き合っていて全然楽しくなかった。
何度も別れたが付き合った。別れ話をしても別れてもよりを戻してしまう。
彼のどこを好きになったのかわからない。どこも好きじゃないのかもしれない。
キスの嫌いな彼。キスはセックスの時しかしない。セックスの時でもしない。
したらうまいのに愛撫もしない。したらうまいのに。