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二日後ー
「ナキちゃん、気を付けてね。元気でね」
「おばさんも、元気で。おじさんも。お兄さんも」
「元気でな」
二人は旅立った。その様子を野神が睨んで逃がした魔物達が見ていた。そして二人が見えなくなると魔物達はおばさん達を襲った
「ぎゃああ!」
「きゃああ!」
「く、来るなあぁ!」
「ナキ!戻るぞ!」
「え!?」
野神はナキの手をとり走った。だが二人が着いたときは遅かった
「おば、さん?おじさん?おにい、さん?」
三人は喰われていた。魔物達が二人に気付き、向かってきた
『グワアァァァ!』
『ゴアァァァァ!』
魔物達が飛びかかってきたが消えた
「え?」
ナキは野神を見た。野神の目を見てゾッとした。光をうつしてない黒い瞳をしていた
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