2.夢の様な日々

2/3

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
その青年は、おこりっポイ自分が大キライでした。 ですから、町を出る事にしたのです。 新しい自分を見つけたかったのです。 そして、北の島の、ある山の中の町に、仕事を見つけました。 その仕事場についた、青年は、とてもビックリしました。 そこの親方の娘が、亡くなってしまった、少女にとても、そっくりだったからです。 でも、その青年は、心を閉ざしたままでした。 とてもよく働く、青年と、 仕事場の人たちは、すぐに、友達になりました。 親方も、青年の事をとても、気にいりました。 でも、誰よりもその青年の事を、気にいっていたのは、 青年より、少し年上の、その親方の娘でした。 娘は青年を毎日、散歩にさそいます。 そして、毎日、毎日、娘は青年に、話しかけました。 やがて、その青年は、その閉ざしていた心を、少しずつ開くようになりました。 しばらくすると、その二人は愛し合うように成りました。 親方も二人の事をみとめ、結こんの許しもだし、 青年と娘は、夢の様な日々を、とてもしあわせに、くらしました。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加