3.海の向こう

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海の向こうの、異国に着いた青年は、 とても、いっしょうけん命、勉強しました。 そして、ついに、異国の学校に、はいる事ができました。 でも、青年のまわりは、異国の人ばかりです。 青年は、その学校で、同じ国から来ていた、可愛らしい女の人に出会います。 とても、さびしかった青年は、すぐさま、その女の人に声をかけましたが、 初めのうちは、相手にも、されませんでした。 それでも、一人でさびしくて、しかたがなかった青年は、 毎日、毎日、その女の人を見るたびに声をかけました。 そして、いつのまにか、 その青年と、可愛らしい女の人は、 おなじ家に、住むようになりました。 三年の月日は、あっという間にすぎていきます。 そんなある日、その女の人は、自国の両親から、 「もう、十分、好きなだけ遊んだでしょう。国にもどり、家をつぎなさい」 と言われました。 その女の人は、涙を一つ落としましたが、  「さようなら、、、たのしかったわ」 と言い、国に帰ってしまいました。
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