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海の向こうの、異国に着いた青年は、
とても、いっしょうけん命、勉強しました。
そして、ついに、異国の学校に、はいる事ができました。
でも、青年のまわりは、異国の人ばかりです。
青年は、その学校で、同じ国から来ていた、可愛らしい女の人に出会います。
とても、さびしかった青年は、すぐさま、その女の人に声をかけましたが、
初めのうちは、相手にも、されませんでした。
それでも、一人でさびしくて、しかたがなかった青年は、
毎日、毎日、その女の人を見るたびに声をかけました。
そして、いつのまにか、
その青年と、可愛らしい女の人は、
おなじ家に、住むようになりました。
三年の月日は、あっという間にすぎていきます。
そんなある日、その女の人は、自国の両親から、
「もう、十分、好きなだけ遊んだでしょう。国にもどり、家をつぎなさい」
と言われました。
その女の人は、涙を一つ落としましたが、
「さようなら、、、たのしかったわ」
と言い、国に帰ってしまいました。
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