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湊side
「んーよく寝たー」
起き上がるとバサッとおとがした。
下をみると女子用紺のブレザーだった。
「まさか、東山?」
臭いでわかった。
こんな寒いなか、ブレザーなしで平気なのか?
明日必要じゃないのか?
ふと、テーブルをみるとメモがおいてあった。電話番号がかいてあったから、電話する。
「あっやばい、10時過ぎだ」
が、時すでに遅し
「はい、東山です。」
「東山?俺北山湊。」
「センセー!?」
「なぜ驚く。お前だろ。電話番号書いたの。」
「そーでした。」
とか言わしてると、
「のえるー。一緒にふろはいろ!」
と声がする。
「センセーちょっと待っててください」
「南兄!!あんた男じゃん!いくら義理の兄だってバカじゃないの!!」
「いーじゃん。あっ明日、ブレザー貸してやんないよ~」
「あぁ。ごめんなさい!!他のことしてあげるから、今は邪魔しないで」
「なに?湊と電話?」
「そーです!かわる?」
と声が聞こえてくる。
イライラするから、
「のえる。」
名前で呼ぶと
「センセ。反則。名前で呼ぶとか」
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