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時は平成…
気まぐれに突っ走る彼女達の平穏な日常が、突如として、崩されようとしていた……
健司「うめえ!空気うめえ!」
こなた「それはニコチンだよ」
不安……
光士郎「西武以外はダメだ、西武以外は……」
紅蓮「大丈夫だ!! 為せば成る!!」
黒井先生「その通りや! 腹くくって行けや!」
歪愛……
慶介「僕、もっと男らしくなるよ!」
ゆたか「先輩……私も……」
こう「こ、これは!? 噂に聞いたロリショタ!?」
やまと「一度水が入っていないプールに飛び込んできなさい」
破綻……
みさお「あやのは私と兄貴、どっちが大事なんだ!」
あやの「そんなの、決められない……」
混沌……
しん「俺、実はお腹の中に、お前の子を孕んでいるんだ!」
ひより「はああああああああ!?」
決別……
駿「俺はもう、ここにはいられない」
みなみ「亘先輩……」
破滅……
パトリシア「ガ、ガッコーが……」
いずみ「も、燃えている……?」
怒り……
千尋「ふざけるな! 170cm以外はみんなチビって、許さないぞ!」
かがみ「ああ……それは怒っていいわ」
悲しみ……
雄一「見知らぬ女性に転ばされた挙句、ゴミを見るような目でツバまで吐かれました」
みずほ「それは泣いても良い」
数多もの非日常に、人々は恐怖の渦にのまれていた。
そう、彼が帰って来るまでは……
わだち「さあ、行くか。 なんか、ワクワクしてきた!」
それは、果たして暴走か? 奔走か?
否、これこそ、彼等の日常なのである。
幾年もの沈黙を破り、気まぐれな日常の1ページが、今再び開かれる。
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