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エクシードが皇莉花にもたらしたモノとは…
「莉花ちゃんから話を聞いたわ…」
『火事の後…生死の境をさまよう光莉をただ見ていることしか出来なかったあたしに救いの道を示してくれたのが天野先生でした…あの人のおかげで光莉は苦しまずに綺麗な姿で旅立つことが出来た…世間ではあの人は犯罪者かもしれない。だけど……あたしにとってはまさに『救世主』だったんです』
「なにが救世主よ…!結局は人の死を食い物にしているだけじゃない!そんな人を認めるわけにはいきません…!」
「ここにいる全員が同じ気持ちだよ、お嬢ちゃん」
「どんな高尚な理想があろうと何の罪もない人を犯罪者に仕立てるなんて許されることではありません」
「人間が他人の生き死にを勝手に決めることもな…ペインキラーもメシアもただのサイコパスだ。他人の苦しみに寄り添うフリして手前勝手な善意を押しつける犯罪者だ…!だから、捕まえてやろうぜ…俺たちの手で!」
「はいっ!!」
様々な経歴…様々な過去を背負いながらもそれぞれの正義は見失わず誰よりも犯罪を憎む…誇り高い彼らはこれからも戦い続ける。
その先にどんな運命が待ち受けていようともーー…
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