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「ただいまー」
「あら、やーちゃんおかえり！どうだった？新しい環境での学校は！」
やーちゃんと迎えてくれたのは僕のお母さん。
新しい環境というのは、実はつい最近この街に引っ越してきたばかりで、すこしでも学校が近い方が便利でしょっという母さんの意見で引っ越すことに。
「いろいろリアクションとるのに必死だったよ」
「面白そうでいいわねぇ……母さんもあと十年若ければねぇ」
「馬鹿言ってないで、今日の晩ご飯なに？」
「今日はお寿司よぉ！奮発しちゃった♪」
そういってスキップしてリビングに行ったと思ったら、もどってきて出前の寿司をニコニコして見せつけてくる。
「わかったから、あとでたべよ」
そのあと、引越ししてそのままの荷物を片付けたりして、お寿司を食べ、いろいろしてるうちに夜遅くになっていた。
そしていまはベッドで横になっている。
「ふぅ……」
一息ため息をつく。
今日はいろいろとありすぎて疲れた。
とくに、自己紹介の時の子、朝比奈さんだっけか。
なぜか気になるんだよなぁ。
心配とかそんなんじゃないんだけど。
まあいずれわかるか……。
今日はもう寝て、明日は部活見学に行こう。
僕は布団に潜り込み、目を閉じた。
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