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むかしむかし、吸血鬼と呼ばれるバケモノがいました。
吸血鬼は世界の安寧を保つために人間が行っていた世界の禁忌に触れる研究を壊していきました。
しかし、人間の大きな大きな欲望は更に拍車を掛け、世界を終わらせる天使を産み出したました。
その天使は<終焉のラファエ>と名付けられました。
天使たちは時代が切り替わる毎に、人間を罰するかのように世界を壊していきます。
そんなラファエたちを利用しようとラファエの因子を持った子供たちを捕らえる人間と、ラファエの因子を持つ子供を保護しラファエの呪いを解こうとした人間がいました。
ラファエの呪いを解こうとした人間は八重桜 尊と言いました。
それから約100年、代々受け継がれてきた研究を終焉のラファエの因子を持った子供に実践した者がいた。
その名を八重桜 雪鶴。
今、ここ京に雪鶴の研究が始まろうとしているのです。
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