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「あっ、ちょ……、まも、る……」
蛍光灯が煌々と照らす部屋で、
頭は抗おうとするが、与えられる刺激に体は素直に反応してしまう。
だが、やっぱり流されるには理性が勝ち過ぎていた。
「まも、る……。ここじゃ、嫌……」
胸をまさぐる彼の腕を掴み、たどたどしくも抵抗を口にする。
しかし、そんな私の首筋に唇を這わせながら、彼はポツンと言った。
「どうして?」
「だ、って……、こん、な、あか、るいと、こ……」
次々と送り込まれる彼からの刺激に、益々、覚束なく言葉が途切れる。
それでも、理性は消え切らない。
なのに彼は、愛撫の手を止めてくれなかった。
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