ありきたりな異世界

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王の剣に着きました。 外装はほとんどヴェルサイユ宮殿っぽい。ここもやはり活気があって人が多い。出店も多いし。 扉を開けると正面に受付があって美人さんが何人か立っていらっしゃる。 内装は外装に負けず劣らずの豪華さでイメージと違いすぎてほんとにギルドなのかと疑いたくなるほど。 (実際のベルサイユ宮殿には行ったことはないので本物とはかけ離れた内部構造となることが予想されます。) 「ようこそ王の剣へ。ご要件は何でしょうか」 黒髪ロングの人のところに行きました。当然美人です。クール系の。 やっぱり異世界だし容姿のレベルが段違いです。 黒髪ロングいいよね。 「ギルド登録をお願いします。」 「かしこまりました。ではこちらに御記入ください」 「わかりました」 項目は名前、歳、魔力量と属性(任意)、死亡しても当ギルドは一切責任を負いません。と書いてある。 すべての項目に記入したけど魔力量と属性のところは当然ごまかした。 この世界の一般的なギルド員の魔力量はアテナに聞いた話だと1万くらいらしい。それでそこそこ強くて10万。だから20万強と書いておいた。属性は雷と闇にした。理由はかっこいいからww 「書けました」 「ありがとうございます」 黒髪ロングのお姉さんが書類に目を通した後俺の顔をまじまじと見てきた。
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