ありきたりな転生

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「条件ですか?」 「ええ、まあたいしたことじゃないんですが、死後わたしの物になってもらいます」 「そんなことなら喜んで」 あざっすと言わざるを得ない。 「即答ですか?」 「ええ」 神様はガッツポーズしてます。かわいいです。 「おほん。では、もう一つですが、容姿端麗と書かれていますけど何か希望あります?あればそうしますけど」 「口で説明するのは難しいんで、思い浮かべるとか大丈夫ですか?」 「ええ、大丈夫ですよ」 「じゃあこんな感じでお願いします」 思い浮かべた顔はルル〇シュですええ。 ギ〇ス大好きなんですよ。 「わかりました。はいっ!これで完了です」 「ん?完了ですか?」 「はい」 たしかに身体がなんだか変わったように感じたけど、え、これだけ? 「ええ、これだけです。それでは魔法のことについて少しだけ説明しておきます。ざっくり言うならあの世界の魔法は何でもできます」 「え、何でもですか?」 「はい何でもです。ですがほとんどの人が自分で魔法を生み出したりなんてことはできません。なので魔導書があります。まあ教科書みたいなものですね。」 「俺の想像通りの感じですか?」 「ええ、そんな感じです。ですがあなたは脳の能力が飛躍的に上がっているので自ら魔法作ることがたやすくできます。なので魔道書はあなたには必要ありません」 「なるほどわかりました。ところで、ここって頑丈ですか?」 一般ピーポーのまま行くのは流石にきついから魔法を練習してから向かいたい。 「ええ、頑丈ですよ。どうぞ好きなだけ練習していってください」 読心術って便利。
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