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伊「お前が面倒だから出ないんだろうが」
?「いくら何でも酷すぎだよ、いおりんww」
電話の向こうからケラケラと笑い声が聞こえた
イラッとした僕は悪くないはず
伊「さっさと要件言わないなら切るぞ、桜華」
そう、コイツは桜華(おうか)
俺と同じく情報屋をやっていて僕の兄弟子
読者の皆様は覚えているだろうか
いつぞやの王道小説を送ってきた腐男子である
桜「あっ、切らないでください
お願いします!!」
すごく焦った声が聞こえた
伊「それで?」
伊織は話を進めるよう先を促した
桜「いおりんがさ王道学園入ったじゃん!」
この前から読んでいるいおりんとは僕が情報屋の時の通り名“李桜(いおう)”から「いお」それに可愛くしていおりんらしい
本名とほぼ変わらないが桜華は僕の本名を知らない
僕はもちろん桜華の本名を知っているが
そして、そのあだ名を止めろと再三言ってきたが一向に止めないのでもう放っている
桜「それでその後誰かに襲わr」(ブチッ
電話を切った僕は悪くない
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