第8章 バーガーショップ

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昔みたいに 指先を絡めるようにしながら 「――なあ、トイレ行こうぜ?」 獣じみた甘い声で 誘いかけてくる。 「久しぶりに耳たぶ、噛んでやるよ」 言葉通り 耳たぶに触れるほど近くで 「いいだろ?」 ――囁いた。

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