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異様とでも言えそうな雰囲気に受付のアンナもパルケさんも渋い顔をしていたけど。
「いらっしゃい、夏樹」
「こんにちは、パルケさん」
「ごめんよ、なんか周りの空気に染まりかけた…」
素直に謝られた。
「ちょっ!?やめてくださいよっ、 パルケさん!大丈夫ですから」
「……夏樹、こういうときに大丈夫って言う人は大丈夫じゃない時の方が多いんだぞ?
いいんだよ、お前はなんにも悪くないんだから堂々としてなっ!」
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