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「………夏樹殿の摩訶不思議なチカラ、じゃな…」
「あら、魔法ですよ?」
「そのような…強力な魔法使いに今まで会ったことはないわい」
「そうですね…ま、それはちょっと置いておいてこの問題を先に解決しても?」
「ハンナだけじゃなく我らも納得させられる、と?」
「してもらえるように努力しますよ」
ため息混じりに少しずつ話すことにする。
あ、ハンナさんにはちょーっと静かにしててもらうようにしてありますよ、何を言っているのかは分かるけど私とパリさんの話しには割り込めないようにしている。
では、始めますかね。
私は今までずっと被っていたフードを外した。
「「「…………」」」
それぞれの驚きが伝わる。
ジュージヤさんの驚きは……私が女だった、って?
知らんかったんかいっ!
そっちのが驚きだよっ!!
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