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男の乳首なんか気にした事なかったのに、妙に自分の乳首が気になり始めてしまった。
……もう一度。
………。
シナリオを目で追いながら、何度もオーリオの声を聞く。
オーリオの吐息とリップ音で頭の中がいっぱいになる。
はぁ……。オーリオ。
耳たぶと頬が熱い。
『ちゅっ』と言う音を聞くたび乳首の先がむずむずする。
浅い息を繰り返しながら、何度もオーリオのセリフを再生し、シナリオを読み進めた。
もう何度か身体を交え、使命ではなく、互いの気持ちを求め、身体に触れ合うシーン。
この音声はここのセリフか。
いつもはサリュのことを気づかって、必要以上の快感を与えないようにしていたのに、この時からオーリオはサリュの快感を引き出す事に遠慮しなくなる。
----オーリオが中を穿ちながら、執拗にサリュの乳首を愛撫する。
あぁん!ボク…こんなトコ触られるの……は…初めてなのに…気持ち良く…ん……なっちゃうなんて…はずかしっ……。
こっちも触ってほしいと語りかけてるみたいだね。可愛いサリュ。恥ずかしがらずにもっと見せて。
----サリュはオーリオに、男を受け入れることにすっかり慣れ、貫かれる事を期待してしまっているイヤらしい自分を知られたくない……けど。
イヤッ!ボクばっかり…あぁん!そんなとこ……見ないでっ!
きれいだよ。快感に打ち震えるキミにはどんな女神だって叶わない。
----すっかり快感に溺れる事を覚えたサリュ……。
ウソ……こんな、ああん…こんな、いやらしい…んっ…ボクを…嫌いにならないで?
嫌いになるわけがない。私の手でキミがこんなに乱れてるなんて、こんな嬉しい事はないよ。
んああ、オーリオ!……オレっ……。
あ……?オレ?
………あ…。
くそっ…。
これだけはやるまいと思ってたのに。
はぁっ。っくっ。
手がTシャツの中に潜り込んで自分の乳首をこね回していた。
『んぁあ、……オーリオ!』
そう、オレじゃない。サリュだ。
今、オーリオにこの固くなった先端をさわられて気持ちよさを覚え始めてしまっているのは……。サリュ。
目をつぶり、すっかり起ち上がって濡れそぼるモノを下着から取り出した。
また、音声ファイルを再生する。
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