■6-うあっっっ![何やってんだオレ]

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『んっ……はぁっ!ああ…愛してるんだ。なのに…こんなっ!キミの中の力が私を狂わせるっ』 ああ……オレ…違う……ボクもっ好きっ!すきっ! んっ、はぁあ…気持ちいい……かも。 なんか……乳首……こんな。変な感じなのか? くすぐったいみたいなもどかしい快感が股間にまで伝わっていく。 うっ。ああ、オーリオ!もっと、ああっ! あん……下も…そんなにぎゅぎゅってされたら……ボク…。 ああ…やだっ……腰が……止まらないっっ。 いいっ…スゴク気持ちいい。 そこっ。んんん!あ……先っぽくりくりしてっ! あっはぁっ…ソコ…あ、その動き…んんっ…だめっ…キモチィィ……。 手……おねがいっ……。もっと………もっと激しくし動かしてぇっ! もう、ボク……うっっイク。 うあっっっ……マジでイク! ………。 ……。 放出したものがこぼれないよう、慌ててティッシュに手を伸ばす。 ぐいぐいと拭き取ってゴミ箱に投げつけると、手荒くPCの電源を落とした。 「くそっっ!」 ばたん!とベッドに倒れ込むと無駄にゴロゴロところがる。 「くそっっ!くそっ!くそっっ!何やってんだオレ!」 ひとしきり転がると、脱力した。 天井をぼーっと眺める。 そしてがばっと起き上がって部屋をウロウロついた。 なにか、今、何かに気付いたんだ。 また、バタンとベッドに寝転ぶ。 オレは…オレは……。 「あ、そうか!」 オーリオの声を聞きながら頭の中でサリュになりきろうとしてたけど、まあ、半分くらいはなりきってたけど、それは頭の中だけのことだ。 「オレ、ぜんぜん声出してなかった」 頭の中では『ああ、オーリオ!』なんて言ってたけど、口に出てたのはせいぜい『ん』とか『はぁ』くらいだ。 正直、自分がリアルに『あぁん』なんて言うのはかかなり気持ち悪い。 けど、サリュは言いまくりだ。 ……だからか?やっぱリアルな喘ぎが想像つかないから演技の喘ぎに違和感があるのか? もう一度股間に手を伸ばし、モノを起たせる。 ちょっと気持ち良くなってきた。 「あ…あん……」 ……。 ………。 うおーーーーー! はずかしいい! なんだ。何言ってるんだオレ。 股間のモノをむき出しのまま、熱くなった顔を両手で押さえてベッドの上をゴロゴロと転がった。
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