第2章

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【氷室side】 俺は大学3年の時、愛していた女が死んだ。 それからの俺は来るものは拒まず、去るものは追わずを繰り返していた。 俺は二度と失いたくないという理由で、だが、専務のお嬢さんとお見合いさせられた。 食事だといって・・・連れて行かれた場所にいたんだ。 お見合いをお断りしたというのに、マンションに押しかけてきた。 大学生で、今は3年目らしい。 俺が愛した人を亡くした年齢。
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