第4章

6/9

21人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
しかし、妻と買い物に行って、2人の姿を見たそうで、塞ぎ込んでいる。 その女は、お前の部下・・・その女でないと無理か?氷室君」 「はい。俺には、過去に愛した女がいました。 大学3年の時、あいつが死んで、もう二度と“恋”はしないと決めていたんです。 入社して専務との食事で、お嬢さんに会いましたが、俺のタイプではないから断りました。 ですが、押しかけてこられて、困りました。 部屋は別にし、俺は少しでも2人にならないようにしていました。 そんな生活の中、やっと見つけたのが、部下のあいつです。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加