第9章

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ここの存在は知られていないけど、彼のは知られている。 午前中に引越しとなった。 しかも明日・・・ 私は悪阻を理由に休みと、彼は一度出社し、外回りを理由にマンションに戻るとなった。 上条さんご夫婦が手配した引越し屋さんと。 ご両親は満足げに帰っていかれた。 残された通帳の額に驚いたのだった。 「こんなには、受け取れねぇよ・・・」 「うん。でも、返しても無駄だろうから、今度、上条先生に相談しよ」
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