第10章

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紙に処分、使うと書いてはり、蒼の意見を聞くにした。 勝手に捨てちゃ悪いから・・・ そうこうしてると、蒼が戻ってきた。 「遅くなりました」 彼の部屋の鍵を開けた。 彼のベットや箪笥を運びだしていた。 上条さんが“これ”なんだけど・・・ ダイニングの上を言うと、彼はゴミ袋を出して、キッチンのはすべて捨てると言う。
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