メロンパンとヤキモチを妬く彼

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 腰を動かしはじめれば声を上げて感じ入る。 「大池、キモチイイ?」 「はい、せんぱい。きもちいいです」  蕩けるような笑みを浮かべなが打ち付ける大池はすごく可愛い。 「あぁっ、ぎゅうぎゅうと締め付けられてたまらない」  中でさらに大きさを増したモノが江藤の良い所を激しく貫く。 「ん、ちょっと、おおいけ、あっ、おま、そこばかりっ」 「せんぱい、可愛い。ここが良いんですね」  親に褒められた子供のように可愛い顔をして。  そんな顔を見せるから余計に気持ちも昂る一方だ。 「ん、あぁぁっ、もう、でる」 「俺も、先輩、あ、あぁ」  びくっと互いに震え、江藤の中に熱いものが放たれる。  江藤が放ったモノが大池の腹を塗らし、それを掌で撫でて感触を確かめる大池はふわりと笑みを浮かべた。 「江藤先輩の中に俺のコレが入っているんですね」  ゆるりと腰が揺れ、放ったばかりで惚けていた江藤にピリッとした痺れをもたらす。
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