秘密

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マスターは 「うん、病気が分かっても 側に居てくれた人なら大丈夫」 と優しい笑顔。 「結婚しても、同棲期間が 長いから生活じたいは 変わらないかも……。でも、 治らない病気でも側に 居て、支えてくれる直人の為なら 私自身も頑張れるかな? 」 マスターはクスッと 笑ってから 「亜美さんの 気持ちしだいです。 それに亜美さんを 変えることができるのは 亜美さんしか居ません」 私は私を変えることが できる……か…… 「なら、病気も 何とか成りますかね? 」 マスターは綺麗な 澄んだ瞳を静かに 閉じてから…… 「そうだね~」 「はい? 」 「難しい病気みたい ですが、もしかしたら 亜美さんはコントロールが 可能かも知れませんよ? 」
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