恋愛音痴

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話しは前後しますが、小説にも書いていますが、今年の3月に1週間、私は検査入院しました。 2年前にも同じ検査をしたのですが、上手く結果が出ないで退院しました。 今回の入院では薬の量を増やしたので、お陰さまで一発で結果が出ました。 血糖値を点滴の薬で下げながら低血糖にして時間をおいて採血を3回しました。 小説では冷静に書いてますが正直、検査で意識が飛びそうでした。 低血糖で眠くなって意識飛びそう…って、死ぬ一歩手前やん! 意識飛びそうになりながら「眠ったら死ぬからね?ここが何処か解る?」という質問をされ、眠気と戦いながら「病院!」って必死に受け答えする私に主治医の先生は「何とか大丈夫だね」と笑ってましたが危ない検査だったんですね。 負荷検査が終わって私の意識が正常に戻ったら、主治医が訪ねて来て。 「今日から治療変えるから。成長ホルモンは低いけど打たなくても死なないから。今日から体重下げる為に食欲無くす注射を1日2回打ってもらいますから。看護師から説明受けてね?」 主治医が去った後、担当看護師が注射のキットと血糖測定器のセットを持ってきた。 注射の保管方法は開封するまでは冷蔵庫で保管だけど、開封後は常温保存できる注射になりました。 検査は一発で終わったので残りの入院は注射の指導入院になりました。 入院中は1日5回の血糖測定と食前朝晩2回の自己注射。 きっかり1週間入院して注射も完璧に打てるようなので退院が決まりました。 退院してからは食前の朝晩の血糖測定と注射が私の日課になりました。 常温保存できる注射に切り替わっただけで私の生活スタイルが劇的に変化しました。 食前の注射の回数と血糖測定が増えたけど、常に製剤を冷蔵庫保存しなくて良くなったので、ちょっとした外泊が可能になりました。 現在、注射を打ち始めて5ヵ月になりますが1日2回していた食事も1日1度になりました。 薬が効いてるんでしょうね。 体重もわずかですが落ちてきてます。 このまま落ちてきてくれると良いのですが…。
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