第1章 悪者ノ日常

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「…放課後、屋上に来い」 一言、俺が声をかけたのは最低で最悪な過負荷(マイナス)球磨川 禊。 「『叶多ちゃん、君が僕を誘うなんてどうしたんだい?』」 俺も過負荷を持っているが、こいつは桁違い。過負荷を比べても俺の方がマシだと感じるほどだ。 「たまにはいいじゃねえか、2人で話すのもよ。」 「『まあ、そうだね。君のスキル[悪者主人公(ダークヒーロー])にとってはそれがいいかもしれない。』」
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