第20章 衛の秘密(続き)
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そして私は、まるで彼が2ヶ月前の自分のようだと加える。 それに、ハッと彼が小さく息を呑んだ。 だが、そんな様子を目に、 私の直感が、ここで引き下がってはいけないと囁いてくる。 だからといって、問いただすような事はしたくなく、 以前の古い日記の事にかこつけ、ちょっと別方向から尋ねてみた。 「ねぇ、衛。もしかして、また何か隠しておきたい物でも見付かった?」
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