彼犬と千羽は、仲良し?

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彼犬と千羽は、仲良し?

お盆が終わり、夏休みは残す事わずか。 俺と彼女は、最後の夏休みを満喫するべく、最後の三日間は旅行に行く事に。 場所は、軍馬県の山のなか千羽村と言う娯楽施設。 ロッジとコテージのがあり、近くの谷には川が流れ、そこでマスのつかみ取り体験などが催されている。 「先輩!見てくださいよ!! 綺麗な川です!!」 「ふぁーっ! おー綺麗だな。」 「先輩……。 眠いんですか?」 「そりゃあな……。」 朝、6時に起こされ、眠気マックスの状態の中で、新幹線で増毛高原でバスに乗り換え、山道を揺られること、計5時間。 新幹線内で少し寝ることが出来たが、それだけ乗り変えがあれば疲れる。 〝初日は、ゆっくり寝て、翌日行動かな。〟 と、欠伸をしながら首をコキコキとさせてみる。 「先輩……。 もっと楽しみましょうよー。」 と、ちょっとつまらなそうな彼女に、俺はぐったりとしながら、彼女の肩に寄り添う。 「せっ!先輩!?」 「ふぁーっ。むにゃ……。 ついてからにしよう。 今は、こうやって体力温存しないか?」 「わっ私はそれでも構いませんが!」 と、逆に緊張してしまい、背筋をピーンと伸ばす咲夜。
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