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そこで彼女とであったのです。
「ちょっと待ってください~!」
なにやら悲鳴に似た叫び声が後ろの方からしてきた。声のする方を見るとファンタジーなコスプレをしている女性が走ってくるのが見えた。
「あっ、すいません。かくまってもらえませんか?」
「え? じゃ、じゃあ。とりあえずはこのドアの後ろに隠れてみては?」
「ありがとうございます」
そう言うと通用口のドアを開けて女性を中に通した。それと同時にオタクらしき2人の男性が息を切りながら向かってくる。
「はぁ、はぁ。そこの方少し問うが、こちらに何かのコスプレをした女性が来なかったでござるか?」
アンタは何時代の人間だよと突っ込みたくなるのを押さえて、冷静に対応をする。
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