Ep1-1:その日秋葉原で

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そこで彼女とであったのです。 「ちょっと待ってください~!」  なにやら悲鳴に似た叫び声が後ろの方からしてきた。声のする方を見るとファンタジーなコスプレをしている女性が走ってくるのが見えた。 「あっ、すいません。かくまってもらえませんか?」 「え? じゃ、じゃあ。とりあえずはこのドアの後ろに隠れてみては?」 「ありがとうございます」  そう言うと通用口のドアを開けて女性を中に通した。それと同時にオタクらしき2人の男性が息を切りながら向かってくる。 「はぁ、はぁ。そこの方少し問うが、こちらに何かのコスプレをした女性が来なかったでござるか?」  アンタは何時代の人間だよと突っ込みたくなるのを押さえて、冷静に対応をする。
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