第一章

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「君は幼なじみ。」応援特典! 「君は。。。」シリーズの次回作の予告編パート1です。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 夢中になる前に。分かってよかった。 あと、もう一度だけでも、手が触れた後だったなら、 僕は後戻りできなかっただろう。 あと、もう一度だけでも、涙を見た後だったなら、 きっと、手放すことが出来なかっただろう。 まだ、あきらめることが出来る。 僕は意気地なしだから。 僕の友達が、君とうまく行くことを応援するんだ。 そうやって、気持ちを遠く遠くにして、そして、 君のことを好きじゃなくなるまで、僕は泣かないんだ。 意気地なしが、意気地なしなりに、もがいてるんだ。 もう、動き始めてしまっているこの気持ちに気がつかないふりをして。 すべてのきらめきに目を閉じて。 胸の高鳴りに耳をふさいで。 気がつかないのが、一番楽なはずなのに、苦しいんだ。 僕はそうやって、目をそらして生きてきたのに、。 抑えきれないこの気持ちの名前を。 君なら知っているのだろうか。。。 高校1年の初夏。 今、動き出す。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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