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俺がこの能力を見つけ出したのは中学二年生の時だ。
その当時、俺は発情期にまっしぐらだった。
同じクラスの女の子と喋ったり、友人とは青春を語り合ったりもした。
そんなある日、俺は一人の女の子に『好き』っと告白したんだ。その女の子は小学校から幼馴染みであって、中学からはその女の子が気になり始めた。
そして、告白して返ってきた答えが・・・・・・『はい。』だった。
イッヤフィイ!ってなったのは内緒だ。
そして、次の日・・・事件が起こった。
俺はその告白した女の子のクラスへ愛の確認(スキンシップ)を取りに行ったのだ。
俺は忍び足で彼女の背後に忍んで肩を叩いた。
『オッス、マイガールフレンド。昨日の出来事はまだ覚えてるかい?あれは心に残るぜよ。』
っと、朝から彼女の耳元で小声で言ったのだ。
俺はフレンドリーな性格だから気軽に知らん人でも話し掛けられるのよ。
そして、返ってきた言葉が。
『え?・・・昨日?』
『うん、昨日の出来事だよ。』
『昨日って・・・私、~~君に会ってないよ?』
その当時“え?”ってなったね。だって、今日の日付を黒板で確認したら・・・告白した今日になって居るもん。
何故だが知らないが俺は過去に戻ってしまったみたいだった。
けど、当時は“あ~なるほど、告白したの夢の中だったんだ”と思っていた。
だから、また彼女を誘って二人っきりになって告白したんだ。
これは夢なんかじゃないって思って帰りに頬っぺたをつねった。頬っぺたをつねると夢を覚ますと言うからね。
でも、しかし・・・また告白した明日になり彼女の元へ行って愛の確認をすると
『え・・・?昨日の出来事?~~君と私って昨日会ってないよ?』
彼女は告白の出来事を忘れていた。そして、もしやと思い日付を確認すると。
告白した今日になっていたんだ。
そして、それから俺はもう頭が混乱し彼女には“好き”っと言わずに中学を卒業した。
んで、俺は卒業する前に能力の発動条件に気付いたんだ。
それは・・・、自分の欲求が満足したら戻ること。つまり嬉しい気持ちを持たっら過去に戻る。
簡単に言えば・・・
時間を戻せる。
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