第1章から最終回

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俺がこの能力を見つけ出したのは中学二年生の時だ。 その当時、俺は発情期にまっしぐらだった。 同じクラスの女の子と喋ったり、友人とは青春を語り合ったりもした。 そんなある日、俺は一人の女の子に『好き』っと告白したんだ。その女の子は小学校から幼馴染みであって、中学からはその女の子が気になり始めた。 そして、告白して返ってきた答えが・・・・・・『はい。』だった。 イッヤフィイ!ってなったのは内緒だ。 そして、次の日・・・事件が起こった。 俺はその告白した女の子のクラスへ愛の確認(スキンシップ)を取りに行ったのだ。 俺は忍び足で彼女の背後に忍んで肩を叩いた。 『オッス、マイガールフレンド。昨日の出来事はまだ覚えてるかい?あれは心に残るぜよ。』 っと、朝から彼女の耳元で小声で言ったのだ。 俺はフレンドリーな性格だから気軽に知らん人でも話し掛けられるのよ。 そして、返ってきた言葉が。 『え?・・・昨日?』 『うん、昨日の出来事だよ。』 『昨日って・・・私、~~君に会ってないよ?』 その当時“え?”ってなったね。だって、今日の日付を黒板で確認したら・・・告白した今日になって居るもん。 何故だが知らないが俺は過去に戻ってしまったみたいだった。 けど、当時は“あ~なるほど、告白したの夢の中だったんだ”と思っていた。 だから、また彼女を誘って二人っきりになって告白したんだ。 これは夢なんかじゃないって思って帰りに頬っぺたをつねった。頬っぺたをつねると夢を覚ますと言うからね。 でも、しかし・・・また告白した明日になり彼女の元へ行って愛の確認をすると 『え・・・?昨日の出来事?~~君と私って昨日会ってないよ?』 彼女は告白の出来事を忘れていた。そして、もしやと思い日付を確認すると。 告白した今日になっていたんだ。 そして、それから俺はもう頭が混乱し彼女には“好き”っと言わずに中学を卒業した。 んで、俺は卒業する前に能力の発動条件に気付いたんだ。 それは・・・、自分の欲求が満足したら戻ること。つまり嬉しい気持ちを持たっら過去に戻る。 簡単に言えば・・・ 時間を戻せる。
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