第3章

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晋也と目が合い、 照れ笑い… 「陵。」 ニコッと微笑み晋也がガバッと布団に潜り込む。 「キャッ!」 唐突に強く抱き締められ、 「晋也?ちょっと…」 お互い何も着てないため直に温もりが伝わり無性に恥ずかしさが増す。 「暫くこのままでいて。」 晋也は私を抱き締めたままじっと動かず… その状態で、 5分、イヤ!10分は経ってる、きっと。 あまりにもじっとしたままなので恥ずかしかった気持ちから安心感に変わり、晋也の謎の行動を受け止める。 すっかり安心しきった状況のなか、急に抱き締めていた晋也の手が私の背中をゆっくりと這い回り… 「陵の肌すべすべ。」 「…んっ…やだ急に…」 そのままなぜか顔が下りていき膨らみに顔を埋め、頂点の愛撫が続く。 「…晋…也、赤ちゃんみたい…」 思わずポロっと出てしまった言葉に、 ピタッと愛撫が止まり、片眉が少し上がる晋也。 「言ったな~。」 「えっ?あっ…」 手が下に降り蜜の出所に触れる。 「陵は、赤ちゃん相手に濡れるの?」 そう言いながら手の動きは止まらない。 「…だっ…てそんな…ことした…ら…んっ…晋也…今日…意地悪…やだ…」 晋也の胸に手を当て抵抗を試みると、晋也はすんなり動きを止め、私の顔を不安げに除き込む。 「…陵、怒った?」 「…………」 抵抗していた腕をゆるめ晋也に抱きつき、 「……………キス…して?」 「…顔、上げて?」 ゆっくり顔を上げ晋也を見上げると、 眉を下げながら、謝る晋也。 「…ごめん。」 啄むようなキスを繰返した後、私に覆い被さり深く舌を絡める。 舌が口内を動き回り脳内がどんどん麻痺していく。 するといきなり、晋也のたかぶった熱が蜜の出所に触れ、一気に沈み込む。 「…えっ?んっ…晋也、待って…」 「…ムリ、この状況で…」 再度何度も突き上げられ… 再び果てた私達。
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