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繋がったままの状態で晋也に抱きしめられ。
ふとあることに気付いた私は唐突に声をあげてしまう。
「あっ!」
「えっ!?何だ急に。」
晋也はびっくりした様子で抱き締めていた腕を放す。
「晋也!今何時!?」
「…今?ん~、何時だろ。どうして?」
「0時まわったかな…」
察した晋也は、
「…あ~、そっか。ちょっと待って見てくる。」
晋也はパパっと軽く服を着て隣の部屋に向かい、
「…過ぎてるな。30分位…」
「…そっか…」
「…ま~、仕方ないな。カウントダウンしたかった?」
「…うん、年越しの瞬間は意識してたし、今まで。」
晋也がベッドに戻り、正面から抱き締める。
「…来年は、ちゃんと意識してよ。」
来年…
来年も晋也と一緒にいたい…
「…うん。」
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