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陵は鹿野と距離を置き席に着く。
鹿野は俺がいるからだろう…
陵に対してなにもしてこないが…
視線は…
ずっと見てるなアイツ!
見るんじゃねー!!
鹿野の視線ごときにイライラした俺は、タバコの火を揉み消し喫煙室を出る。
俺が出た途端鹿野の視線は宙をさ迷い。
陵の向かいに座り、鹿野を視線で牽制。
「…立野さん?」
陵の不安一杯の表情。
「ん?」
陵に優しく微笑み、
その表情に安堵したのか、笑顔で返す陵。
「休憩大丈夫なんですか?」
「ん、福井が食べ終わる位まではいれる。」
再び安堵の表情の陵を見て、陵には指一本触れさせない…
そう心に誓った。
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