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「あっ、晋也待って…」
家に入るなり玄関の壁に追いこまれる。
「…待てない。さっき中断させられたから、ムリ…」
「…あっ、んっ…し…ん…」
深く重なりあう唇。
晋也の手が下に伸びいきなり内股に手を這わす。
「…やっ、ん~っ…」
唇を深く塞がれたままなので声に出せない…
内股を這っている晋也の手をぎゅっと掴み抵抗を試みる。
晋也の手が止まり、手が体を這いながら上に伸びていき、顔の横の壁に手を当てる。
「…今日の服…ピッタリしすぎじゃない?」
「…えっ?」
いきなりの服のダメ出しにびっくりしすぎて目を見開く。
「ほら、こことか、こことか…」
そう言いながら胸とお尻に手が触れ、
「…あっ…」
体がビクッと反応する。
「…そうかな…仕事上お洒落には気を使ってるから。」
「お洒落…ね~。」
少し納得いってない感じ…
「…少し、気を…つけます…」
再び唇を塞ごうとする晋也に、今度こそ手で制し、
「あの…ここはヤダ。」
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