第3章

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「女目線から言うと、全然アリだよ!ただ…彼女が…ってなるとイヤな人もいるよね。陵はただでさえスタイルいいじゃん。胸も小さくもないし大きすぎじゃないから、そ~いう服はほんと綺麗に着こなせるし。あたしも昔は言われてたよ。ミニスカートアウトだったしね。」 「えっ?今は言われないの?」 「…言われない。」 眉間に皺が寄る優。 「でも、ミニスカート履けるし?いいんだけど。言われる方が窮屈だよね。」 「そこなの!レパートリーが狭まるし…」 「難しいね。お洒落したいけど、出来ないって…もう一度話してみたら?」 「…うん。」 「今から立野さん呼ぶ?早番?」 「えっ!?早番だった、確か。」 「じゃあ、呼ぼうよ。終わったんじゃない?仕事。」 「呼んで、どうするの?」 「ん?それとな~くさぐる。」
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