第3章

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「もう…優!?」 ん?ととぼけ顔の優。 ま~、いっか! 優のお陰で少し前進したかも… 晋也は話題を急に変え、 「今日、その服だったんだな。」 !! こっちがまだ解決してなかった! しかも晋也からこの話題に触れるとは… 「…うん、優とだし、いいかな…と思って。ダメ…だった?」 「いや、きのうあんな事言ってしまったけど、陵が窮屈に感じてもイヤだし…」 晋也… 自分の気持ちもあるのに… 私の気持ちを優先してくれたんだ… 「立野さんは、イヤですか?こ~いう服。」 優がすかさず質問する。 「………イヤかイヤじゃないかで言ったらイヤだな…視線がどうしてもここに行くから。」 話ながら何気に胸に触れる晋也。 !! し、晋也! 優の目の前で! 優の顔をチラッと見ると、さすがにびっくりしたのか、 固まっている… 「………そう…ですよね。確かに…」 返す言葉が見つからない優。 「あ~、でも…谷間とパンツが見えるのだけはやめてほしい…」 さもそんな事が起こってしまうかのようにイヤそうな顔をしている晋也。 「晋也!それは絶対ないから!」 アタフタしながら晋也に返す私の様子を優が見て、 「立野さん、おもしろいですね!さすがにそれは大丈夫ですよ。」 クスクス笑ってる優。 晋也はさておき、優が笑ってるからこれでいいのか? な?
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