第3章

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晋也の家に着きソファーに座りながら、 「こ~いうまったり過ごす大晦日も悪くないよな。」 「いつもは、食べに行ったり?」 「…そうだな。飲みばっかだな。」 「今日誘われてたんじゃ…」 「…こっちの方が俺は大事だし。」 そう言いながら晋也に肩を抱かれ… 自然と重なり合う視線。 「…んっ、し…ん…」 最初から深く重なり合う唇。 長く続く熱いキス。 「陵のキス、マジでヤバイんだけど。…止まんない。」 「…んっ…」 再び重なり合い、お互い夢中で舌を絡め合う。 あたしも… 気持ちいい… 次第に唇が下に下りていき… 再びキスの嵐。 恥ずかしさはあるけど、体は意に反し求め… けど晋也はやっぱり途中で中断。 晋也の胸にすっぽり収まる私。 ここで言わなきゃ… 「…晋也。止めないで、続けたい。」 「…えっ?」 私の突然の言葉に大きく目を見開き、体を放す。 お互いに向き合ったまま、私は思いのまま晋也に告げる。
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