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~宇野side~
きれいな空だなぁ。
先「はい!でわ!問題3
を因数分解しなさい。」
え?待って!わからない!
えっと!お願いします!指さないで!お願い!
先「んじゃー日高!」
フゥー!よかった!
光「・・・スゥー。」
って!なんで寝てるのよ!ほら起きて!
先「宇野!日高起こせ!」
実『は、はい!』
叩いたり、くすぐっても、起きないし!
先「んじゃーいい!代わりに宇野答えて!」
実『え?私?で、すか?』
先「他にだれがいる?」
実『は、はい!』
私は、ゆっくりと立ち、考えた!
そして、
実『わ、わかりません!』
先「え?んじゃ、座れ!」
実『は、はい!すみません!』
そんな、言い方しなくても、
まぁ、私が、悪し…。
先「じゃ、伊藤、お前できるか?」
千「はい!」
千晃はスラスラと、答えた一個も間違えることなく!
先「さすがだなぁ!」
全「おーーーー!」
千晃は頭がいい!羨ましぐらいに!
なんの、取り柄もないなぁ…。
私…。
実『ハァ…。』
光「ため息ついてると幸せ逃げるぞ(コソ)」
机に顔を伏せたまま、私の方を見る日高くん
実『うわ!!』
先「宇野どした?」
クラスの全員が、私の方を見ていた
えっとえっと
実『む、虫がいたんです!こんなでっかい!』
私は、手で大きさを表した!
って言っても、嘘だしなぁ
先「そっか!そこの後ろも、掃除しなきゃなぁ…。」
実『は、はい…。」
光「よかったなぁ!バレなくて(コソ)」
実『いつから起きてたのよ!(コソ)』
光「最初から(コソ)」
実『たっく!だったら私を助けなさいよ(コソ)』
光「あれぐらい解けないとやばいぞ!(コソ)」
実『もういいよ!(コソ)』
キーコーンカーコン~♪
先「はい!授業おわり!中間も近いんだ!ちゃんと、勉強しろよ!」
全「はーい!」
実『やっと、終わったー!』
千「二人共真面目にウケなきゃダメだよ!(笑)
だっちゃんなんて、嘘寝してたし!」
光「バレてた?(笑)」
実『千晃代わりに答えてくれてありがとう!!』
千「いやいや!全然!先生もあんな、言い方ないよねぇ…。」
実『うん。』
千「まぁ!気にしないの!」
実『うん!じゃ、英語の、準備しょ!』
千「うん!ほら!だっちゃんも!」
光「おう!」
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