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二日後のお昼に神崎警視正がモーツァルトに来店してきた。
この『神崎 綾』警察庁の最年少の婦人で警視正。美人でロングのストレートヘアー、スタイルは抜群だが、赤いメガネがAVの女教師や秘書みたいだ。
俺は知っている。メガネを外すともっと美人である事を。まぁ~俺も黒いメガネをかけているがお互いにメガネを外した顔は他人には見せない。
「こんにちわ、小笠原警視正、拓君」
「こら、ワシは売れない喫茶店の店長だ!」
「こんにちは、綾さん」
「あっ、店長。拓君、あ、や、綾よ!」
「で、綾ちゃん、エレベーターの件のホシはあげたか?」
「それが、もう一つ殺害遺体が」
「俺が聞いても良いの?」
「あら、店長は元警察官、拓君は特別よ!私の名探偵さん♪」
綾によると、今は六月で梅雨時、死体の死臭は周囲の人達には下水の臭いだと思っていたらしい。それで発見が遅れた。
まず、エレベーターの件。身元は井田商事『山崎 利久』26歳、会計課係長。遺体はエレベーター内の臨時場。
救急タンカー何かをエレベーターで運ぶ時に使う使用する扉内に旅行トランクに入っていた。
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